As a heart plays it

能天気

能天気に笑って
能天気に泣いて

能天気に怒って
能天気に騒いで

そんな毎日に感謝をしよう

悩みがあることが すばらしいわけじゃない
苦しんでいることが すばらしいわけがない

”悩みがなさそう”でいいじゃないか

能天気で暮らそう

悩みのない人間なんて 存在しないよ
誰もが苦しみを 抱えて生きてるんだ
いつも明るい君だって そうだろ?

悲しみを乗り越える強さが そこにあるんだ
苦しみを乗り越える強さが そこにあるんだ

だから

能天気に暮らそう

お酒でも飲んで 能天気に過ごそう

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自分らしさ

自分らしさという檻の中で
見えない鎖に苦しめられているのは
自分が課した罰のようなもの

自分らしさとは自分で作り上げた妄想

人は偏見という名のメガネで物を見て
主観というマイクで物を語る

この世に客観なんてものが存在するのだろうか

すべては各々の偏見という名のフィルタを通し
主観において語られているのに

自分らしさとは理想像
それがすばらしいものであるのか否かは別として

現実の自分を受け入れられず、
自分の偏見で作り上げられた自分らしさに逃げる
もしくは、現実の自分を肯定する為の言い訳
自分を苦しめることで現実から逃避する

自分らしさなんてそんなもの

逃げ場でしかない

自分らしさの檻の中ほど、心地より痛みはないだろう
鎖につながれたペット程、安全なものはない

あくまで独りよがりな自己陶酔の世界

誰かに定義づけられた自分らしさなんて存在しない

自ら繋ぐ自分らしさの鎖

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青空

あまりにも空が綺麗だったから、僕は足を止た。

耳元で聞こえる大きすぎるトンビの声も
肌寒い海風も、今日の僕には心地よい。

極端に寂しがり屋のクセに
時々、無性に1人になりたくなる。
今日もそんな気分だった。

出かける準備をして電車に乗り込むと
僕は携帯の電源を切った。
せっかくの1人の時間を誰かに邪魔されるのが嫌だったからだ。

いつもだったら長時間電車に乗る時には
必ず用意するはずの本も、今日は持っていない。
ただただボケッと電車に揺られる。

色々な感情や思い、考えが頭をよぎる。
一つの物事に立ち止まることなく、次から次へと考えがめぐる。

答えは出ているのだ。

ただ誰かに後押しをして欲しい、そんな気分でここにいる。
踏み出す勇気が欲しいだけなんだ。

電車に乗る前に買ったゆりの花はまだつぼみで
緑色の輪郭しか見えない。
少しでも長持ちするようにと、つぼみのものを選んだが
どうせだったら、少しくらい咲いているものの方がよかったかな。

このつぼみはどの位で咲くのだろうか。

気がつくと鎌倉駅に着いていた。
あわてて電車を降りる。
せっかく買った花が痛まないようにと気をつけながら江ノ電に乗り込んだ。
1月の頭ということもあってか、人が多い。七福神めぐりらしい。

今年の初詣では、自分のことは祈らなかった。
神頼みではなく、自力で頑張りたい。そう思ったから。

少しづつ人が降りていき、電車が大分すいてきた所で
目的の駅に着いた。
電車を降りると見慣れた光景が飛び込んでくる。

「何ヶ月ぶりだっけ」

年に2回。命日とシーズン前に訪れる。
ここに来るようになって4年くらいになるのかな。
数える程しか来ていないはずなのに、なんだか懐かしい気持ちになる。

江ノ電の線路脇を歩きながら、今までのことを振り返る。
誓いを立てるかのような神聖な気持ちで墓前に向かう。

花をいけ、墓石を洗うと一息ついた。
太陽の光があたたかく、よく来たと言ってくれているかのようだった。

花を包んだ包装紙や、汚れたぞうきんを先に掃除して
綺麗になったところでタバコに火をつける。

「カラダに悪いから、ライトにしておいたよ。」

墓前に立つと、なぜか涙があふれてきた。
亡くなってからもう5年にもなる。今更・・・と思いつつも涙は止まらない。
日差しは髪をなでるように暖かく、ぬくもりさえ感じた。

「好きな人ができたよ。」

そんな事を言うのは、初めてかもしれない。
心の傷を言い訳に、この5年間、人を好きになることから逃げてきた。
そんな自分を思い知ったと同時に、
今度こそ一歩踏み出そうとしている自分を改めて感じた。

「心配しなくても、ちゃんと前を向いているよ。今度は頑張りたいって思うんだ。」
もう心配しなくていいからと言いながら、でも心配はしていて欲しいとか
わけの分からないことを口走りながら、手を合わせた。

余計な心配は掛けたくないけど、いつまでも僕の心配をしていて欲しいと
安らかに眠って欲しいけど、いつでも僕の側で見守って欲しい
相手が言い返せないことをいいことに散々我儘を言う。

一番だと言ってくれたことが何よりも嬉しかった。
「僕が一番だからね。」と念を押し、
自分は新たな恋の始まりを告げた。

「僕を置いて行っちゃうのが悪いんだよ。」

どこまで我儘なヤツだと思いながらも、
きっと笑って聞いていてくれてるだろうと微笑む。
僕の我儘さえ、可愛いと思っているはずだから。

また来るね。と手を振るとそのまま僕は海へと歩いた。

冷たい海風が、新たな気持ちにさせてくれる。
トンビの声が、頑張れと応援してくれている様で嬉しくなる。

過去を忘れるのではなく、思い出に変えればいいと
過去の傷も全て受け止めて、また一歩踏み出すようにと
青い空が教えてくれた。

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迷宮

諦める事に 慣れてしまうと
いつしか進むことが できなくなって

欲しいものも 欲しいと言えず
欲しいものさえ 分からなくなる

抱えた傷を 言い訳にしてきたから
傷が癒えることが 許せない

傷が残るうちは 立ち上がらなくて済む
そんなことを考えながら 自ら傷を広げる

目の前に広がる世界を 羨ましいと思わないわけじゃない
自分の気持ちに背を向けることが 楽しいわけでもない

ただ自分を守ることに必死なだけで
これ以上傷つかないようにと 今ある傷を広げる日々

外に出たいと叫びながら 外にでることに背を向ける
できないことに 言い訳を連ね
口から出る言葉とは裏腹に 行動は常に後ろ向き

そんな自分に嫌気がさしながら
今日もまた 言い訳を考える

終わりのないラビリンス

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そして僕はまた恋をする

いつもより日差しが強く まぶしさに顔がゆがむ
キミのいない世界は 闇の中だと思っていたけれど
当たり前のように 太陽は昇る

そして僕はまた恋をする

ある日突然 僕の前から消えたキミを
追いかけることはできないけれど
キミがくれたものは 大切にしたいと思う

キミを失ったことよりも キミのいない世界が
変わらず動いていることが寂しい

こんなにも愛した人なのに
僕はいつかまた別の人を愛するだろう

人は自分の為にしか泣くことはできない
誰からか聞いたその言葉が頭をよぎる

愛した人を失ってしまった自分がかわいそうで
僕は自分に涙を流す
こんなにも愛した人を忘れて
別の誰かを愛するだろう自分の薄情さに涙が出る

そして僕はまた恋をする

その時には キミを失った事実さえ
僕は忘れてしまうのだろうか
過ぎ去っていく僕の時間の中に
確かにキミが居た事は 大切にしたいと思うよ

時間が経ち キミが思い出に変わる

そして僕はまた恋をする

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